特撮ヲタクの、キャラと演者のあれやこれ。
私の、キャラ厨メンタルとミーハー追っかけ女メンタル、的な話です。
特撮とか、それ以外でもドラマとか舞台とかそうだと思うのですが、キャラクターとそれを演じる俳優さんとをごっちゃにするヲタクってわりといません? いや、アニメとかゲームでもいるとは思うのですが、声優さんと違って俳優さんの場合は見た目がまんまキャラだから余計にその傾向が強いと思うんですよ。俳優さんのTwitterのリプ欄でキャラ名呼びするヲタクを見たときに湧く感情を何と名付けようか……。
2.5、ていうか若手俳優を追っかけてたとき、推し俳優がいてもその人が演じたキャラは推しじゃなかったんですよ。好きな原作の舞台を見て、推しキャラが登場していてもそのキャラを演じた方を推すわけではなかったし、推し俳優が演じているのを見てその役のキャラを推すわけでもなかった(日本語が不自由な感じでわかりにくいかも)。
これは特撮に出戻ってからも同じで、特撮の推しキャラを演じた方のことを多少好ましく思うことこそあるものの、がっつり好き!推す!みたいな感情になるかっていうとそうではなくて。
私はセンちゃんが好きだけどイトー氏追わないし、イアンくんの本カノ*1だけどサイトー氏のライブには行かないし(ジオウ映画は多分見るけど)。特撮俳優さんのイベント系も、好きな作品にがっつり関係したものは行くけれど(龍騎ナイトとか)そうでなく普通に俳優さん主体のイベントには行かないし。
キャラ≠演者という意識がわりと強いヲタクでした。
が、ですね。
最近、例外的な存在ができてしまったわけです。
↑の記事を読んでいただければわかるかと思うんですけど、まあそういうことです。現在、推しキャラの演者を推しています。
~諸般の事情で推し演者の方のお名前及びグループ名を微妙に検索避け仕様でお送りします。~
で、初めて推しキャラと推し演者が一致してしまったことでひとつ、気付いたことがありました。
推し=推しにはならねえ。
なんなら、りょへさん推し始めてから先生への限界感情薄れたもん。
こないだね、じゅ…れつの出演する番組観覧行った日の夜に龍騎みてたんですよ。そのときに漠然と「りょへさんも先生も私の好きな男だけど別の存在だわ」って感じて。
別に2002年と2019年だからとかじゃなくて。当時の映像や写真でも先生を演じていないりょへさんは確かにりょへさんなんですよ。でも、たとえ最近のものでも超SH大戦の先生はりょへさんじゃなく先生としか見られない。
だからどう考えても私は先生に会えない。うわー、よく考えると辛い。
2.5然り特撮然り、生身の人間がキャラを演じる作品の良いところとして『推しに会える』ってあるじゃないですか。2.5舞台とかヒーローショーとか。で、もしキャラと演者をある程度同一視できる人間であれば、ヒーローショーとかじゃない場面の演者見ても「わ~(キャラ名)だ~!」って思えるんですよきっと。
でも、私はりょへさんと先生を同一視できないから。だからどんなに近い距離でお話したり、当ブログでは言えないよーな楽しい時間を過ごしても、私が会える推しはあくまでりょへさんで、先生にはきっと一生会えないんだなって。せっかく初めて推しキャラと推し演者が一致して、その演者さんに会いに行ける状況なのに、その行動に先生は関与してくれない(あくまで私の気持ちのなかで、です)んだなって。なんか勿体ないですね。
いやまあ私がもし仮にりょへさんと先生を重ね合わせて見てたら特典会で白い薔薇抱えながら号泣するヤバ奴にしかならないのですけど……。危ない、出禁なるわそんなん。
私は今日も今日とて龍騎最終話を見てげろげろになるしゾルダ本の眼鏡姿の先生にギャースカ騒ぐし、それと全く違うメンタルで録画したじゅ…れつ出演番組見て可愛い連呼するし再来週は現場できゃぴきゃぴヲタクするでしょう。そのふたつのヲタク心を統一できていたのならもっと楽しかったかもしれないけれど、それがこの5歳女児なんですもの。仕方ないね。
*1:夢女の戯言です